えらーさん。が何か言っているようです

140文字からはみ出した話

肩周辺の話

とりあえず日記を書いていく。

 

肩幅の話。

肩幅というのは、そう自分の右と左にあるそれ。肩。その幅の事。

両肩のはしからはしまでの幅(出典:ネットで検索したら最初に出てくるやつ)

 

何故肩幅の話をするのかというと、私の肩幅が広いからだ。ちょっと広いとかではない。結構広い。どれくらい広いかというと、高校生の時にブレザーだったのだが、肩幅のせいでサイズを一つ上げたくらいには広いし、成人式の時に「ちょっと…このサイズ感は無いですね…」と反物の規格からぶっ飛んで出た程度には広い。

胸がキツいから…といってブレザーのサイズを一つ上げた友人の隣で、私は肩幅によりブレザーのサイズを上げた。皆が着物を反物から選んでいる時、私は反物自体から特注した(倍以上の値段がかかった)

いや、肩幅だけの理由でサイズを一つ上げたり、反物から作ったというのは少し語弊があるかもしれない。

私は腕も異常に長い。よく、両手を広げた長さは身長と同じと聞くが、私の場合は両手を広げた長さが約180cmある。身長は164cmだ。16cmも長い。これは結構長い。着る服が結構な割合で八分丈になる程度には長い。そして、ブレザーや着物も例外ではなく八分丈になる。

そういった肩周辺の尋常ではない尺の事情により、私のブレザーは一つ上のサイズになり、着物は反物から作る事になったのだ。

 

私は昔から肩幅と腕の長さにより人生を狂わされている。パフスリーブなど着た時など地獄だ。世紀末、ヒャッハーと言いそうな見た目になる。棘でも付けてやろうか。刺すぞ。

いつか肩で人を刺し殺すかも知れない。

 

だが、良い事もある。

手が長いという事は遠くのものも取りやすい。寝転びながら部屋の端に転がったリモコンやティッシュ箱など取る時に大変楽だ。あと、背中のどこでも手が届く。洗う時に便利だ。ついでに何かスタイルが良く見える事がある。目の錯覚だ。

 

人間には長所と短所がある。肩幅が広く腕が長い事は長所でもあり短所でもある。基本的に短所のほうが多い。やっぱり短所かもしれない。しかし、私は自分の尋常ではない肩幅を愛している。でももし肩幅が欲しいという人がいたら全力で分け与えたいくらいには、憎んでもいる。

愛と憎悪は紙一重なのである。