レディ・プレイヤー1を観た
レディ・プレイヤー1を観ました。
ネタバレあり感想なので、気を付けてね。ここに書いてあるのに読んで「ネタバレ酷いです!」って言われたら、その人の枕の中身がひじきになる呪いをかけます。いいですね。はい。
まず前提として、私は好きな映画はドーン!とかバンバン!とかビューンとかドドドドド!とか、そういうのが好きです。アクションとかSFとか。そしてファンタジーも好き。車や乗り物が格好よくトランスフォームする姿をみると興奮します。未来のハイテクな感じも好きだし、魔法とかも大好き。そして、みんなで共闘して世界を護る系最高、胸熱。
そういうのが全部入ってる映画!
というのが一番短い感想。
内容は結構ありがち。冴えないいわゆる“オタク”な青年が大活躍してみんなの大切な場所を守る話。
この映画が伝えたいものは「ゲームもいいけどほどほどにな!ちゃんと勉強とかして友達も作って現実世界でも楽しく生きよう!恋もいいもんだぜ!じゃあな!」って感じなので、映画からものすごく重い教訓を得たい人には向かないかもしれない。
あと、ポップカルチャーが好きじゃないとオマージュに気付なくてもったいないかもしれない。キティちゃん好き?ガンダム好き?じゃあ大丈夫だ。観て。
最初の方にあるカーレースから既に心を鷲掴みにされた。さすがスティーブン・スピルバーグ監督、分かってる。そして、主人公がコイン集めしながら走ってるところとか、もう本当にわくわくが止まらない。なにあれ私もやりたい。
だってゲームで一度はやったことあるでしょ、コイン集め。
主人公のウェイド(アバター名はパーシヴァル)は本当に普通な感じで、アバターがあるからちょいイキってる感じもあるある。名前も厨二っぽくて本当リアル。三年くらいしたら名前こっそり変えるアレ。外見気にして有料の髪型変更したりとかさ、そういうのもやるよね。
友人のエイチとのやり取りも良い。ぽっと出のアルテミスにホの字になってるパーシヴァルに、俺の方が仲いいだろ!!ってなるところとか。めっちゃ可愛いし分かる。恋人になりたいとかじゃなくて、ついさっき出てきたあいつより、自分の方が数十倍の時間を過ごしてるしお前のことめちゃくちゃ知ってるし話もめっちゃ合うし一番の仲良しじゃん!なんであんなぽっと出の奴に構うの!?俺にかまえよ!みたいな。わかるぜ、エイチ。そうだよな。
あと、色々皮肉も効いてる。敵になる会社の社長はpasswordを紙に書いちゃうおじさんで、課金額に応じてブロンズ、シルバー、ゴールドとランク付けて最高ランクは水とか…って考え言っちゃってるところとか、くすっとする。
最後はパーシバルのオタク知識が活躍して勝って、現実でも恋人できてイエーイ!最高!ってハッピーエンド。
ストーリーとかそういう細かい事はアクション映画には添える程度がいい。アクションに集中したいから。私はレディ・プレイヤー1、大変面白かった。サマー・ウォーズが好きなら好きな展開だと思うので観る事を勧める。
原作があるので、時間があったら読みたい。
評価 4 / 5点